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2008年04月01日

ヨガの歴史&哲学を学ぶ必要性についての考察

ヨガの歴史&哲学を学ぶ必要性についての考察
当ヨガセンター「ヴァイクンタ」では不定期で「ヨガの哲学&歴史について」の座学のクラスを設けていますが、

「ヨガの歴史や哲学思想について学ぶ必要性について」

生徒さんや集まってくれた方々に、以下のよう私(坂東IKKI)の考えを伝えていっています。


「闇夜をただ闇雲に歩いても目的地にはたどり着けない。
しかし、火を灯し地図を持ちコンパスを頼りにすれば、目的地に到着しやすいのではないか」と

ここで、「歩く」という行為は「実践」に例えられ、火・地図・コンパスなどの道具類は「理論」に例えられています。
このわたしの言葉の意図するところは・・ 
「道具(理論)」だけでは目的地にはたどり着くことはできないし、またその逆の「闇夜をただ闇雲に歩く(実践)」だけでもそこにたどり着くことは難しいだろうということ。
だから賢い者は、目的地にすでにいったことのある人に「かの地」までの道筋をよく聞き、道具をそろえ万全の準備をして歩んでいく。
「理論と実践は2つで一つ」ということが体得できるのなら、

また私はこうとも思います。
「理論と実践は2つで一つではあるけれども、その「バランス」はこれぐらいで丁度良いのではないでしょうか?」と、
かのインドの高名なヨギの一人であるパタビジョイス氏の有名な言葉を引用しながら・・

その言葉とは、「1%の理論と99%のプラクティス(練習、実践)」

「ヨガの英知を得るためには、けっして卓上の理論などでは無く、各自の実践を通してのみ、それを実体験できるものだから」

私自身もそのように在りたいですね。


さあ、知識を補充し準備が整ったら・・  実践あるのみ。


ヨガの歴史&哲学を学ぶ必要性についての考察
ヨガについての重要図書を紹介し、ヨガの歴史&哲学を熱く語るIKKIの授業風景の図

ヨガの歴史&哲学を学ぶ必要性についての考察
「ヨガ・スートラ」著者「パタンジャリ」の像。
パタンジャリについて詳しく知りたい方はこちらから

「ヨガの行法は、その哲学的概念なしに行っても、あまり効果は無い」 とスイスの著名な心理学者C・G・ユング博士も往年、ヨガを行う上での「ヨガ哲学」の重要性を訴えられていたようです。


「ヴァイクンタ」では、ヨガ発祥の地、インドの古典「ハタ・ヨガ」の「英知」を次の時代に残すため、
その本質をちゃんと正しくお伝えしたいと考えます。





Posted by 坂東 イッキ at 01:52│Comments(0)ヨガ考察
 
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